*

オリンパス 「E-P5」と「E-P3」の比較

公開日: : 最終更新日:2013/07/31 オリンパス, ミラーレスカメラ比較 ,

オリンパスは2013年5月10日に「E-P5」を発表しました。

 

OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-P5 17mm F1.8 レンズキット(ビューファインダー VF-4セット) ブラック E-P5 17mm F1.8 LKIT BLK

 

OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-P5 17mm F1.8 レンズキット(ビューファインダー VF-4セット) ブラック E-P5 17mm F1.8 LKIT BLK

 

 

「E-PL5」と「E-P5」との比較記事は書きましたが、前モデルである「E-P3」との比較記事は書いていませんでしたので、この記事で書きますね。

 

※オリンパス 「E-PL5」と「E-P5」の比較

http://camera-hikaku.com/archives/1117

 

「E-P3」から「E-P5」に関しては、「E-P1」から「E-P2」のようなマイナーチェンジとは違い、フルモデルチェンジになります。

 

そのため、大きく違いますし、買い換えや買い増しの価値があるモデルになっています。

 

ちなみに、オリンパスの機種の名前の付け方ですが、奇数のモデルが新しいモデルやフルモデルチェンジのモデルで、偶数がマイナーチェンジモデルではないでしょうか?

 

過去のモデルの番号を見ていると、そのような気がしますので、蛇足ですが、お伝えしておきますね。

 

それでは、早速、比較をしていきます。

 

まずは、新機能から!

 

 

新機能

 

 

1 Wifiを内蔵

 

「E-P3」にはなかったwifiを「E-P5」は内蔵しました。

 

これによって、スマートフォンへの画像転送が簡単になっただけではなく、スマートフォンにカメラのライブビュー画面を表示し、AFポイントを指定して、シャッターを切ることまでできるようになりました。

 

更に、カメラ内写真に、スマートフォンで取得したGPSのタグも書き込むことができるようになりましたので、旅先で撮影した写真の場所を後日、確認することも可能になりました。

 

 

2 フォトストーリー機能を新搭載

 

これは、「XZ-10」から搭載された新機能です。

 

具体的には「時間軸で発生する物語を一枚の写真として留める」ことができるようになります。

 

オリンパスの説明では「何気ない日常のワンシーンを複数の視点で撮影して1つの作品にすること」を目的に搭載された機能です。

 

ちなみに、スマートフォンなどで、同様のアプリが人気ですので、この機能は、スマートフォンをあまり使わない方は、カメラで作品作りを楽しめますので、かなりうれしい機能になると思います。

 

 

3 フォーカスピーキング機能を新搭載

 

これは、マニュアルフォーカスを使う方には、特に便利な機能です。

 

Fnボタンを押すだけで、画面内のシャープな部分を黒や白で表示できるようになるので、マニュアルでのピント合わせが劇的に楽になります。

 

 

4 ライブバルブ機能を新搭載

 

バルブで撮影をしている時に、どれくらいの時間で露光を終了すればいいのかは、今までは経験で判断するしかなかったのですが、設定した間隔で露光中の画像を更新表示する機能が搭載されました。

 

これは、フィルムでは絶対にできません。

 

デジタルだからこそできるうれしい機能です。

 

特に、星空などをバルブ撮影される方には、重宝すると思います。

 

 

5 インターバル撮影機能を新搭載

 

設定した間隔でシャッターを切っていくインターバル撮影機能が搭載されました。

 

最大枚数は99枚ですが、撮影枚数と間隔(1秒~24時間)を設定すれば、自動で連続撮影ができるようになります。

 

特に、日の出や日の入り、そして、星空を撮影するには、便利な機能です。

 

 

6 タイムラプス動画機能を搭載

 

これは、インターバル撮影機能と組み合わせて使いますが、インターバル撮影で撮影した写真をつなぎ合わせて、自動で動画にする機能です。

 

今までは、パソコンでソフトを使う必要がありましたが、カメラ内で合成する機能が搭載されましたので、撮影した後に、すぐにタイムラプス動画を見ることができるようになりました。

 

それだけではなく、wifiとスマートフォンを組み合わせれば、撮影後、すぐにユーチューブなどに、タイムラプス動画をアップすることができるようになりました。

 

 

 

バージョンアップした所

 

 

1 センサーがレベルアップ

 

「E-P3」のセンサーはパナソニック製の1230万画素ですが、「E-P5」はソニー製の1605万画素です。

 

画素数が上がると、高感度やダイナミックレンジが犠牲になる時がありますが、逆に、ダイナミックレンジは上がり、高感度にも強くなっています。

 

「E-P3」と比べると、最低でも1段分、状況によっては2段分、感度を上げて撮影しても大丈夫になりました。

 

つまり、「E-P5」は、解像度も高感度も「E-P3」と比べると、レベルアップしたのです。

 

「E-P3」は高感度があまり強くなかったので、1段の違いはかなり大きいです。

 

さらに、ダイナミックレンジも上がりましたので、「E-P3」と比べた場合は、負けている所がありません。

 

 

2 手ぶれ補正がレベルアップ

 

「E-P5」では5軸手ぶれ補正機構が採用されました。

「E-P3」は2軸手ぶれ補正機構ですので、大幅にレベルアップしています。

 

今まではあまり効果がなかった「マクロ時」の手ぶれ補正や「長秒撮影時」でも手ぶれ補正が対応できるようになりました。

 

また、ファインダー内で手ぶれ補正が確認できるようになりましたので、特に望遠レンズを使うときは、正確なフレーミングができやすくなります。

 

更に、動画撮影時でも手ぶれ補正が効くようになりました。

 

 

3 モニターがレベルアップ

 

「E-P3」は背面モニターが固定式でしたが、「E-P5」は可動式液晶になりました。

 

「E-P3」は、PENのフラッグシップモデルだったにも関わらず、モニターが固定で、「E-PL3」など可動式モニターを使っている方が「E-P3」を使うと、モニターが固定式で不便な思いを経験することになります。

 

今回の「E-P5」では、その点が解消され、上向きに80度・下向きに50度の範囲で傾けることができるようになりました。

 

また、画素数も「E-P3」の約61万画素から、約104万画素になりましたので、ピントの確認もしやすくなり、綺麗な写真を見ることができるようになりました。

 

 

4 アートフィルターがレベルアップ

 

「E-P3」のアートフィルターは10種類でしたが、「E-P5」では12種類になりました。

 

具体的には「リーニュクレール」と「ウォーターカラー」の2種類が追加されています。

 

 

5 オートフォーカスがレベルアップ

 

今までは大きな枠しか指定できませんでしたが、スーパースポットAFが利用できるようになり、細かい点でオートフォーカスが指定できるようになりました。

 

特に、マクロ写真を撮る方には、うれしいレベルアップです。

 

また、顔の大きさが「正位置撮影バストアップ」程度まで小さくても瞳検出が可能になりました。

 

これは、ポートレイト写真を撮る方には、うれしいレベルアップです。

 

 

6 リレーズタイムラグが短縮

 

「EーP5」はレリーズタイムラグを短縮する「高速レリーズタイムラグモード」を搭載しました。

 

これは、動いている被写体を撮る方には、うれしいレベルアップです。

 

 

7 連写がレベルアップ

 

「E-P3」の連写は、下位機種である「E-PL3」にも負けている機能で、約3コマ/秒しかありませんでした。

 

「E-P5」はピントと露出固定で、約9コマ/秒、ピント追従で約5コマ/秒に早くなりました。

 

風景撮影など、連写を使わない方でも、AEブラケット撮影などをする時に役立ちますので、動く被写体を撮るときだけではなく、静止した被写体を撮る方にも、うれしい機能です。

 

 

8 操作ダイヤルがレベルアップ

 

「E-P3」のワンダイヤルに対し、「E-P5」は「2×2ダイヤルコントロール」を搭載しました。

 

ダイヤルが2つあることによって、操作が劇的に良くなりました。

 

具体的には「絞り/シャッター速度」「露出補正」「ISO感度」「ホワイトバランス」などの機能を、ダイレクトにダイヤル操作ができるようになりました。

 

 

9 シャッター速度がレベルアップ

 

「E-P3」は最高1/4000秒でしたが「E-P5」では、最高1/8000秒で撮影ができるようになりました。

 

昼間に、単焦点レンズで絞りを開けて撮影する場合などは、このレベルアップは、うれしいですね。

 

 

10 低感度がレベルアップ

 

「E-P3」では、最低のISO感度が200でしたが、「E-P5」ではISO LOW機能が搭載され、ISO100相当で撮影ができるようになりました。

 

「E-P5」の 1/8000秒のシャッタースピードと組み合わせると、2段分のアドバンテージがありますので、高感度だけではなく、低感度でも、実質2段分のレベルアップをしています。

 

11 フラッシュがレベルアップ

 

「E-P3」では、同調速度が1/180秒 でしたが、「E-P5」では1/320秒に向上しました。

 

 

まとめ

 

細かい部分は、まだまだあると思いますが、上記に記載したことが主な違いだと思います。

 

それにしても、今回の「E-P3」から「E-P5」へのレベルアップは凄いです。

 

「E-P3」を持っておられる方は、本当に買い換えたくなりますね。

 

まだまだ「E-P3」が使えそうな場合は、買い換えでなく、買い増しをするのがいいと思います。

 

もちろん、カメラ比較.com は「E-P5」の買い増しを検討中です。

 

2台体制であれば、「E-P3」と「E-P5」との棲み分けができます。

 

2台体制の場合、「E-P5」は下記の撮影に使います。

 

マクロ撮影

薄暗い所での撮影

望遠レンズでの撮影

動画撮影

スマートフォンを使っての画像転送

ローアングルやハイアングルでの撮影

明るい場所で単焦点レンズを使っての撮影

動いている被写体の撮影

 

 

「E-P3」はそれ以外の撮影に使います。

 

具体的には、広角レンズや標準レンズを使っての昼間の撮影です。

 

 

ちなみに、買い増しの場合は、今後のことも考えて「E-P3」とは違うボディーカラーにするのがお勧めです。

 

「E-P5」には「ホワイト」のカラーもありますが、「シルバー」と「ブラック」の2台体制がベストだと思います。

 

オリンパスは、シルバーしか販売していないレンズやブラックしか販売していないレンズがありますので、シルバーとブラックの両方のボディーがあれば、レンズと同じ色のボディーカラーで組み合わせることができるからです。

 

新商品を購入すると、新商品ばかりを使い続けたくなりますが、このように、棲み分けをすれば、購入してからも、2台とも使い続けることができますよね。

 

ボディーカラーについては、「E-P5」のレンズキットの記事で書いていますので、こちらも、良かったら、読んでみて下さい。

 

※オリンパス 「E-P5」のレンズキットにについて

http://camera-hikaku.com/archives/1283

 

「E-P1」から、ずっとPENを使い続けている管理人が書いた記事ですので、「E-P5」の購入を検討されておられる方は、良かったら、この記事を参考になさって下さいね。

 

 

追伸

 

「E-P3」の値段を調べてみると、かなり安くなっていました。

もしかして、買った時の半額近いかも?

 

「E-P5」に手が届かない方は、在庫がなくならないうちに、「E-P3」を1台買っておくのもいいかもしれませんね。

 

OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-P3 レンズキット シルバー E-P3 LKIT SLV

 

OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-P3 レンズキット シルバー E-P3 LKIT SLV

本日のバーゲン情報
【緊急値下げ】 Canon / Nikon / OLYMPUS / PENTAX

【タイムセール】 一眼レフ・ミラーレス一眼・ビデオカメラ

【70%OFF】 コンパクトデジタルカメラ



adsense

adsense

関連記事

olympus

オリンパス 「ローパスフィルター」について

オリンパスは「ローパスフィルター」がないことを公式に明言しているのは、先月発表されたフラッグシップ機

記事を読む

olympus

オリンパス 「E-M1」のEVFについて

オリンパスが10月に発売されたフラッグシップ機「OM-D E-M1」について、デジカメWatch に

記事を読む

olympus

オリンパス 「TG-3」について

オリンパスは、防水タフモデルのフラッグシップモデル「TG-3」を海外で発表しました。 「TG-

記事を読む

olympus

オリンパスが「17mm F1.8」「45mm F1.8」「ED 75mm F1.8」のブラックカラーを発表

オリンパスが既に発売している「17mm F1.8」「45mm F1.8」「ED 75mm F1.8」

記事を読む

olympus

オリンパスの「STYLUS SH-50」が販売を再開

オリンパスが販売休止になっていた「STYLUS SH-50」を6月下旬に販売開始することを発表しまし

記事を読む

sony1

ソニー 「α5000」と「α6000」の比較

ソニーは2014年2月13日に、「NEX-7」と「NEX-6」の後継機になる「α6000」を発表しま

記事を読む

olympus

オリンパス ドットサイト付きのデジカメ「SP-100」を使えば、超望遠撮影でも鳥などを見失わない理由

先日の記事で、オリンパスがドットサイト(照準器)を搭載した高倍率コンパクトカメラ「SP-100」を海

記事を読む

olympus

オリンパス 300mmF2.8相当のレンズ搭載デジカメ「STYLUS 1」の発売日を発表

オリンパスは、35mm換算で「28~300mm相当」の全域で、F2.8の大口径高性能レンズを搭載する

記事を読む

olympus

オリンパスが236万ドット液晶のビューファインダー「VF-4」を発表

オリンパスがファインダー倍率が1.48倍、236万ドット液晶採用の視野率100%の電子ビューファイン

記事を読む

fuji

富士フィルム X-Pro1 と X-M1 の 比較

富士フイルム株式会社が、ミラーレス一眼カメラの「FUJIFILM X-M1」を発売することを発表しま

記事を読む

写真ブログ


本日の女性ポートレイト・ランキング

本日のデジタル一眼レフカメラ・ランキング

本日のカメラ・レンズ・撮影機材・ランキング

お祭りやイルミネーションの写真集



ツイッター


ちょっと気になるカメラ情報はツイッターでお届けしています。
素敵な写真はリツイートしていますので、是非、フォローして下さいね。

カメラ比較.com の管理人のツイッター



コメント


カメラ比較.com では、コメントやメッセージを受け付けています。
ご意見やご要望、気がついたことなどは、下記から投稿して下さいね。
メールアドレスとウェブサイトは省略可能です。
コメントは承認後に表示されます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

adsense

no image
ポートレイト写真集(栗原優梨亜)Part.2

2015年3月28日に、フレッシュ撮影会にてポートレイト撮影をしてきま

no image
ポートレイト写真集(栗原優梨亜)Part.1

2015年3月28日に、フレッシュ撮影会にてポートレイト撮影をしてきま

panasonic1
パナソニック 「LUMIX GH4」の空間認識AFは他社製レンズでは機能しない。

パナソニックは「LUMIX GH4」を2014年4月24日に発売しまし

nikon
ニコン1で「FXレンズ」に要求される解像度は1億画素以上

ニコンは、2014年3月13日に、「Nikon1 V2」の後継機になる

nikon
ニコン 「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」は「土星の輪」も解像する。

ニコンは、2014年6月30日に、「Nikon1」用の望遠レンズ「1

→もっと見る



PAGE TOP ↑