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キャノン EOS 70D と EOS 60D の比較

公開日: : 最終更新日:2013/07/31 キャノン, 一眼カメラ比較 ,

キヤノンが2013年8月29日にデジタル一眼レフカメラ「EOS 70D」を発売することを発表しました。

 

amazonでは、レンズキットで126,798円で予約を受け付けています。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D レンズキット

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属 EOS70D1855ISSTMLK

 

 

レンズキットのレンズは「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」になります。

 

キットレンズが必要ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ボディーのみよりも、レンズキットの方が値段が安く購入できます。

 

名称からして分かる通り、2010年9月に発売した「EOS 60D」の後継機になりますが「EOS 60D」は併売されますので、引き続き、購入することができます。

 

それでは、早速ですが、現行機種である「EOS 60D」との比較をしていきますね。

 

Canon EOS 60D ボディ

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 60D ボディEOS60D

 

 

「EOS 70D」と「EOS 60D」の違い

 

1点目 ライブビューが早くなった!

 

「EOS 70D」と「EOS 60D」の一番の大きな違いは、ライブビューです。

 

ライブビューのスピードがかなり速くなり、画面の80%の領域を位相差AFで合わせることができるようになりました。

 

なぜ、早くなったのかと言えば、「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載したセンサーを搭載したからです。

 

「EOS 60D」では、ライブビューの時は「コントラストAF」のみでピントを合わせていましたので、どうしても、ピントを合わせるのに時間がかかりました。

 

しかし、ライブビューで撮影をする場合でも、ファインダーで撮影するのと同じ方式である「位相差AF」だけでピントを合わせることができるようになったのです。

 

そのため、ライブビューでのピント合わせが「EOS 60D」と比べると、劇的に早くなりました。

 

しかも、ファインダーで撮影するよりも、遙かに広い範囲で、位相差AFを使ってピントを合わせることができます。

 

もちろん、動画にも有効ですので、いつもビデオカメラも一緒に持ち運んでいた方は、今後は、「EOS 70D」がビデオカメラの代わりになるかもしれません。

 

「EOS 60D」で動画を撮影する場合、ピント合わせが実用ではありませんでしたが、「EOS 70D」では、実用になったと思いますので。。。

 

ただ、動画を撮影する場合は「STM」レンズを使わないと、ピント合わせの動作音が入ったり、スムーズなピントあわせができない可能性があります。

 

ちなみに、三脚に固定しての撮影や、ピントをシビアに合わせないといけない時の撮影、あまり動かない被写体の撮影をする場合は、ファインダーで撮影をするよりも、ライブビューで撮影をする方が快適に撮影ができると思います。

 

動いている被写体の撮影に関しては、今まで通り、光学ファインダーの方が向いていますので、ライブビューがオールマイティーではありません。

 

光学ファインダーでの撮影とライブビューでの撮影を使い分けることが大切です。

 

基本的には、動いている被写体を撮影する時や液晶が見にくい昼間の撮影に関しては、光学ファインダーで撮影をする方が快適に撮影ができると思います。

 

また、手ぶれが気になる場合は、ライブビューで撮影をするよりかは、光学ファインダーで脇を締めて撮影をした方が手ぶれを防ぐことができますよね。

 

 

2 測距ポイントがオールクロス19点になった!

 

ファインダーでの位相差AFの「EOS 60D」の測距点は9点しかありませんでしたが、「EOS 70D」では、EOS 7Dと同じく、19点のオールクロスになりました。

 

「EOS 60D」は動いている被写体には強くありませんでしたが、「EOS 70D」では、動いている被写体にもかなり強くなったのではないでしょうか?

 

クロスセンサーですので、ピントを瞬時に合わせやすいですし、19点あれば、様々な被写体に対応できます。

 

中央測距点は、F2.8光束対応のデュアルクロスセンサーを採用していますので、特に開放F値がF2.8よりも明るいレンズを使う時は、ピントの精度がかなり高くなります。

 

 

3 画素数が増えた!

 

「EOS 60D」は約1800万画素でしたが、「EOS 70D」では、約2020万画素になり、2000万画素を突破しました。

 

ただ、実用上は、1800万画素でも2000万画素でもあまり変わらないため、やはり、気になるのは「高感度」です。

 

1画素の大きさが小さくなることで、高感度が犠牲にされていたら、デメリットの方が多くなるかもしれません。

 

しかし、「EOS 70D」では、画素数が増えたにも関わらず、1段分、高感度に強くなっています。そのため、感度に関しては心配しなくても良さそうです。

 

 

4 連写が7コマ/秒になった!

 

なんと、連写が5.3コマ/秒から、一気に7コマ/秒まで上がりました。

 

気になるのは、いくら連写のコマ数が早くなったとしても、連続撮影枚数が少なければ、使える時がかなり限られてしまいます。

 

JPEGラージで撮影をした場合、「EOS 60D」では、約65枚のところ、「EOS 70D」では約58枚に少し減ってしまいましたが、それでも十分な連続撮影枚数を確保しています。

 

ちなみに、RAW+JPEGで撮影をする場合は、「EOS 60D」は約8枚、「EOS 70D」では約7枚になってしまいますので、連写をする時は、基本的にはJPEGで撮影することになると思います。

 

RAW+JPEGで連写をどんどんとしたい方は、「EOS 7D」の後継機を待ちましょう。

 

 

5 処理エンジンが違う!

 

「EOS 60D」では「Digic4」でしたが、「EOS 70D」では新型の「Digic5+」になりました。

 

処理スピードがかなり速くなりましたので、7コマ/秒の連写撮影や、ライブビューの高速化、そして、常用感度を1段上げることができたのは、複雑なノイズの処理を素早くできる「Digic5+」だからこそ、できたのだと思います。

 

 

6 常用ISO感度が1段分違う!

 

「EOS 60D」では、常用感度が「100〜6400」でしたが、「EOS 70D」では「100~12800」と1段分、高感度に強くなりました。

 

 

7 タッチパネルに対応!

 

「EOS 60D」にはタッチパネルが搭載されていませんでしたが、「EOS 70D」では、タッチパネルに対応しました。

 

しかも、ライブビューの時に使えるタッチシャッター機能も搭載されています。

 

これは、ライブビューでのオートフォーカスに時間がかかる前機種ではできなかったことですので、「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されたからこそ、可能になった機能だと思います。

 

 

8 マルチショットノイズ低減機能が追加!

 

これは、ソニーがかなり前から実用化していましたが、高感度で撮影をした時に、ランダムに現れるノイズを4枚連写し、その画像を重ね合わせることで、ノイズを消す機能です。

 

自動合成する際、位置合わせもカメラが行うため、暗いところで手持ち撮影もできるようになりました。

 

「手持ち夜景」のモードにすれば、簡単に設定できます。

 

 

9 ISOオート低速限界も設定可能!

 

「EOS 60D」では、ISOオートで撮影をする時に、上限は設定可能でしたが、低速の限界は設定できませんでした。

 

「EOS 70D」では、低速の限界が設定できるようになりましたので、特にスポーツ撮影ではうれしい機能ですね!

 

 

10 Wifi 機能を搭載!

 

「EOS 60D」には搭載されていなかったWifi機能が搭載されました。

 

スマートフォンへの転送などが、これで簡単になりますが、それだけではありません。

 

プリンターやDLNA対応のメディアプレーヤーやテレビ、キャノンのカメラなどにも、写真や動画をWifi で送ることができるようになりました。

 

また、Wifi を使ってスマートフォンでカメラを遠隔操作することもできます。

 

絞りやISO感度などの設定や、リモート撮影、カメラ内画像の閲覧や削除などが可能になりましたので、カメラをバッグに入れたまま、スマートフォンで撮影した写真を見たり、画像を保存することもできるようになりました。

 

 

11 多重露出撮影機能が追加!

 

「EOS 60D」には、多重露出撮影機能がありませんでしたが、「EOS 70D」では多重露出機能が追加されました。

 

「EOS 60D」になかったのが不思議なような気がしますが、これで表現の幅が広がりますね!

 

 

12 HDR機能が追加!

 

1回シャッターを押すだけで、露出アンダー/標準/露出オーバーの3枚を自動で連続撮影して、合成することで、白トビ・黒つぶれの少ない写真が撮れるようにました。

 

連写して合成できる機能が増えたのは、処理速度が速い「Digic5+」が搭載されたからだと思います。

 

 

13 クリエイティブフィルターが7種類に!

 

「EOS 60D」のクリエイティブフィルターは4種類でしたが、「EOS 70D」では7種類に増えました。

 

「EOS 60D」では、ラフモノクロ、ソフトフォーカス、トイカメラ風、ジオラマ風の4種類でしたが、「EOS 70D」では、油彩風、水彩風、魚眼風が追加されました。

 

 

 

ひとこと

 

他にも細々した違いはありますが、上記の13点が大きな違いです。

 

今回のスペックアップは、かなり大きなスペックアップですね。

 

EOS 60Dを発売日に購入された方でしたら、2年経ちますので、ちょうど買い換えたいと思う時に、絶妙なタイミングで発売されたと思います。

 

スポーツ撮影をされない方でしたら、この機種は本当に魅力的です。

 

スポーツ撮影をされる方でも、スポーツ撮影をしない時に持ち運ぶ機種としては、バリアングル液晶がある「EOS 70D」は魅力的ですね。

 

ちなみに、スポーツ撮影をするためのカメラの購入を検討されている方は、今年の年末か来年の最初に発売される予定の「EOS 7D」の後継機を待った方がいいかもしれません。

 

ちなみに、管理人は「EOS 7D」の後継機をずっと待ち続けています。(笑)

 

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