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大量の写真を取捨選択する方法 Part.1

公開日: : 最終更新日:2013/05/04 デジタルカメラ全般

スポーツ撮影などで連写を使ったり、ブラケット撮影などでワンショットで、3~5枚の写真を撮っておられる方は、大量の写真を取捨選択する必要に迫られてきます。

 

カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、お祭りの写真を撮影することが多いのですが、よさこい祭りなどを撮影した場合、1日で1万ショットほど撮影することがあります。

 

もちろん、その中で必要な写真は、1割ほどですので、9割の写真は、ハードディスクに保存をする前に削除しています。

 

RAWも同時保存していますので、1万ショットとなれば、何百ギガバイトになりますので、削除せずに、そのまま保存するとなると、ハードディスクにデータを移すだけで、何時間かかるか分かりません。

 

また、1TBのハードディスクを使ったとしても、すぐに一杯になってしまいます。

 

そのため、撮影した後に、出来る限り早く、必要がない写真を削除してから、ハードディスクにデータを移さないといけないのです。

 

カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、既に3年間ほど、この方法を使っていますが、これを超える方法がまだ見つかっていませんので、恐らく、この方法が一番効率がいいかもしれません。

 

大量の写真を効率よく取捨選択する方法を捜しておられる方は多いと思いますので、ここで、カメラ比較.com (camera-hikaku.com)が採用している方法をご紹介致します。

 

この方法は、JPEGだけの削除でも、JPEG+RAW の同時削除でも、どちらでも対応が可能です。

 

それでは、その方法をお伝えしていきます。

 

 

1 キャノンのカメラ(HDMI端子付き)を用意します。

 

なぜ、キャノンのカメラを使うのかというと、パソコンソフトを使ったり、他社のカメラを使うよりも、圧倒的に早く作業ができて、一番効率がいいからです。

 

また、RAWも同時に保存していた場合、必要がないJPEGの写真を削除すると、RAWも同時に削除してくれます。

 

そして、他のメーカーのカメラのデータでも問題なく読み取ってくれるからです。

 

現在、カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、ニコンのD4がメイン機種になっていますが、ニコンでもオリンパスでもパナソニックでも、ペンタックスのカメラで撮影した写真でも、しっかりと読み取って、表示をしてくれます。

 

ただ、注意点としては、JPEGの解像度が1800万画素を超える場合は、EOS 7Dの画素数を超えるため、読み取ってくれません。

 

この点に関しては、JPEGのサイズを落とし、RAWも同時保存しておくことで対応できます。

 

カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、以前は、EOS 7Dがメイン機種でしたので、キャノンのカメラは、EOS 7Dを使っています。

 

現在は、メイン機種が変わってしまいましたが、EOS 7Dは、いろいろなカメラで撮影した写真の取捨選択のためだけに、大活躍をしています。

 

あまりにも取捨選択がしやすいので、もし、現在使用中のEOS 7Dが壊れた場合、取捨選択だけのために、このカメラを買ってもいいと思うくらいです。

 

EOS 7Dは、CFカードですので、SDカードには対応していないのですが、SDHCカード(32GBまで)の場合は、CF変換アダプターを使うことで、SDカードでも問題なく取捨選択ができます。

 

SDXCカードで撮影した写真の場合は、EOS 7Dは使うことができませんが、この場合は、SDXC規格に対応したキャノンのカメラを使うことでこの方法が使えます。

 

もちろん、コンパクトカメラでも大丈夫です。

 

カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、コンパクトというには少し大きいですが、キャノンの「PowerShot SX50 HS」も所有しています。

 

このカメラの場合は、SDXCも対応していますので、64GBや128GBのSDカードの場合は、「PowerShot SX50 HS」を使います。

 

EOS 7Dは、アダプターを使用することで、SDHC規格(32GBまで)は対応していますが、SDXC規格(64GBや128GBなど)は、アダプターを使っても対応していませんので、その点はご注意下さい。

 

EOS 5D MarkⅢ の場合は、CFカードも、SDカードも両方対応していますし、SDXC規格にも対応していますので、このカメラが取捨選択においては最強です。

 

ただ、細かいことを言えば、EOS 5D MarkⅢ のSDカードスロットは、高速にデータが読み書きできる UHS-Ⅰ に対応していませんので、SDカードの読み取りは、あまり早くありません。

 

もし、EOS 7Dの後継機が、CFカードとSDカードのダブルスロットになった場合は、SDカードはUHS-Ⅰに対応すると思いますので、取捨選択をするカメラとしては、EOS 7D の後継機が最強になるかもしれません。

 

 

2 ハイビジョンのテレビかモニター(HDMI端子付き)を用意します。

 

キャノンのカメラに、撮影したCFカードやSDカードを入れます。

 

そして、取捨選択をしていく訳ですが、カメラの背面モニターを利用すると、取捨選択の効率が非常に悪いです。

 

それは、ピントが合っているかどうかが、一目では分からないからです。

 

拡大をすると分かりますが、1万枚ともなると、拡大したり、縮小したりの繰り返しをすると、効率が悪すぎます。

 

やはり、一目で取捨選択をしていくには、大きなモニターが必要です。

 

カメラ比較.com (camera-hikaku.com)では、モニターに、24インチの16:10(1920×1200)を使っていますが、この比率が一番使いやすいと思います。

 

モニターをお持ちでない場合は、現在、多くのテレビは、フルハイビジョン(1920×1080画素)に対応していますので、フルハイビジョンのHDMI端子に、キャノンのカメラのHDMI端子を繋いで、写真をテレビで見ます。

 

ちなみに、旅先のホテルで、この方法を使おうと思ったのですが、HDMI端子を受け付けないように設定しているテレビがたくさんあることが分かりました。

 

ホテルによっては、この方法が使えない場合がありますので、注意して下さいね。

 

また、東横インのホテルのテレビは、HDMI端子を受け付けていますので、繋ぐと写真を見ることができるのですが、色域がかなり狭く、正確な色とはかけ離れています。

 

もちろん、取捨選択だけに利用しますので、厳密に正確な色までは求めていないのですが、それでも、取捨選択に使うには厳しいと感じました。

 

色域が広くて、高画質のテレビでしたら、全く問題はないと思うのですが、そうでない場合は、写真用のモニターがあった方が無難かもしれません。

 

最近は、モニターの値段も非常に安いですので。。。

 

ちなみに、今年発売されるソニーのテレビには、広色域再現ソリューションとして「TRILUMINOS Display(トリルミナスディスプレイ)」を採用するそうですので、テレビをデジカメの写真を表示することにも使うことを検討している場合は、このディスプレイがいいかもしれません。(値段は張るかもしれませんが。。。)

 

 

3 キャノンのカメラを設定します。

 

具体例として、EOS 7Dの設定を書きますが、他のキャノンのカメラでも大きくは変わらないと思います。

 

違う場合は、いろいろと設定の部分を触っていると分かると思うのですが、どうしても分からない場合は、説明書をチェックしてみて下さいね。

 

カメラの電源をONにします。

 

2 バッテリーのチェックをします。

 

バッテリーが切れかけの時は、必ず、充電してから行って下さい。

取捨選択は、かなり電池の消耗が激しいです。

そして、消去する写真を選んでいる時に、バッテリー切れになった場合、それまでに選んだ写真の「チェック」は消えますので、注意が必要です。

 

3 CFカードを入れます。(アダプター付きのSDカードでもOK)

 

4 モードを「B」にセットします。

 

「B」(バルブ)に設定する理由は、電源を切っても、設定が変わらないからです。

 

5 「MENU」ボタンを押します。

 

6 設定(黄色)の所でオートパワーオフを「30分」か「切」にします。

 

30分程度にしておかないと、電話がかかってきた時や少し席を外した時などに、電源が切れていた経験が何度もあるからです。

 

何百枚も消去する写真を選んだ後に、電源が切れてしまうと、本当にショックを受けると思います。

 

基本的に、席をはずす時は、そのままにしておかず、それまでに消去すると決めた写真は、消去するようにしましょう。

 

7 縦位置画像回転表示の設定をします。

 

モニターが1台の場合は「する」に設定します。

 

8 サブダイヤルの画像送りを「10枚」か「100枚」に設定します。

 

これは、取捨選択したい部分の写真のデータを捜すときに使います。

1枚目からスタートする場合は、設定の必要はありません。

例えば、550枚目からスタートしたい場合は、最初は「100枚」に設定して、目的の写真が近づいたら「10枚」に切り替えるのがいいと思います。

 

9 再生ボタンを押します。

 

10 取捨選択をスタートする写真を表示させます。

 

サブダイヤルとメインダイヤルをクルクルと回して、取捨選択をスタートする画像を表示します。

 

サブダイヤルは大きく進む(10枚や100枚)ときに使い、メインダイヤルは、1枚ずつ進むときに使います。

 

 

11 「画像消去」のボタンを押します。

 

12 「選択して消去」のボタンを押します。

 

13 必要がない画像にチェックを入れていきます。

 

EOS 7D のメインダイヤルをクルクルと回しながら、チェックしていきます。

 

絞りやシャッタースピードやISO感度を見る場合や、RGBのグラフを見たり、何枚目かを知りたい時は、本体の左側にある「INFO」ボタンを押して、表示を切り替えます。

 

999枚までチェックが可能ですが、999枚で足りない場合は、区切りのいいところで一度作業を止めて、右上の写真の番号を控えておきます。

 

 

14 ボディーの左側にある「ゴミ箱」のボタンを押します。

 

15 「OK」に切り替えてボタンを押して、写真を消去します。

 

16 消去がすべて終わっていない場合

 

再び、8番に戻って、作業を繰り返します。

10番で表示する写真は、13番で控えた番号の写真です。

そして、取捨選択を「13番」で控えた番号から再びスタートします。

 

 

まとめ

 

この方法で、大量の画像を取捨選択し、どんどんと必要がない画像を消去してから、残った画像をハードディスクに移します。

 

そうすると、ハードディスクに転送する時間も早く、無駄があまりありません。

 

また、効率的に取捨選択を行うには、1回の作業で完璧な取捨選択をするのではなく、2回か3回に別けて、取捨選択をする方が結果として、早く終わります。

 

1回目は、ぴんぼけの写真や構図が悪い写真など、失敗写真を消去します。2回目は、同じような構図の写真などを比較して、必要がない方を消去していきます。3回目は、さらに写真を絞り込みます。

 

このように、3回に別けて取捨選択をした方が、結果として早く終わると思います。

 

また、できるだけ素早く取捨選択をしたい場合は、撮影をする時に、JPEGの画像を画像のモニターのサイズに合わせておくと、表示が速くなります。

 

1800万画素で撮影すると、カメラが画像を処理するのに時間がかかりますが、200万画素で撮影をしておくと、表示が速いです。

 

次々と、ストレスなく画像を表示させたい場合は、参考にしてみて下さい。

 

もちろん、JPEGの画像を200万画素程度にする場合は、RAWでも同時保存をしておくと、現像をすることで、最高画質のJPEG画像を作ることができます。

 

今まで色々な方法を試しましたが、この方法が一番効率がいいと思いましたので、良かったら、参考になれば幸いです。

 

また、この方法よりも「いい方法を知っているよ!」という方は、教えて下さいね。

 

大量の写真を取捨選択する方法の他の記事は、下記のコメントの上にある「取捨選択」のタグをクリックして下さいね。

 

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