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オリンパス 「E-M1」の特徴

公開日: : 最終更新日:2013/09/15 オリンパス

オリンパスは、2013年9月10日、ミラーレス一眼のフラッグシップ機「E-M1」を発表しました。

 

「E-M5」の上位機種であり、「E-5」の後継機になります。

 

「ボディー」には「ボディーキャップレンズ」が同梱され、145000円前後。
2013年10月上旬の発売予定。

 

「12-50mm EZ レンズキット」は、17万円前後。
2013年10月上旬の発売予定。

 

新レンズとのキット商品である「12-40mm F2.8 レンズキット」は22万円前後。
2013年10月下旬の発売予定になります。

 

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキット ブラック 防塵 防滴 OM-D E-M1 12-40mmF2.8LKIT

 

 

 

「E-M1」の特徴

 

【1】「DUAL FAST AF」を搭載

 

広範囲にきめ細かいAFを実現する「81点のコントラストAF」と「37点像面位相差AF」を搭載しました。

 

コントラストAFの場合、横に動く被写体の場合は、AFが追従できましたが、前後に動く被写体に対しては、追従がほとんどできません。

 

今回、「37点像面位相差AF」を搭載したことで、前後に動く被写体でも、AFが追従することが可能になりました。

 

また、「フォーサーズレンズ」は「像面位相差AF」に最適化されているレンズですので、コントラストAFでは、オートフォーカスが遅くなります。

 

今回の「37点像面位相差AF」で、「E-5」と同じ(またはそれ以上の)スピードで、オートフォーカスのピント合わせができるようになりました。

 

 

【2】新「16M Live MOSセンサー」と「TruePic Ⅶ」

 

新しい「ローパスレスセンサー」と新画像処理エンジンを搭載し、オリンパスの最高画質を実現しました。

 

また、高感度での色ノイズがさらに低減し、色再現が向上しています。

 

また、動画撮影においては、急激なシーンチェンジをした際に発生しやすいブロックノイズも低減しています。

 

オリンパスのフラッグシップ機は「E-5」でもそうでしたが、スペックは地味なアップグレードだとしても、比較すれば明らかに分かるほどの画質の向上があります。

 

スペックより画質にこだわるプロ向けの機種のため、スペックに大きな変化がなかった場合でも、他社と比較しても負けていない画質になっている可能性が高いです。

 

また、今回は「ローパスレス」であることを明らかにしていますので、解像度などがかなり向上していると思います。

 

 

【3】236万ドットのEVFを搭載

 

35mm判換算で0.74倍とフルサイズ機に匹敵するファインダー倍率を搭載しました。

 

また、光学ファインダー(OVF)に劣らない解像度である「236万ドット」を実現しています。

 

表示タイムラグは約0.029秒で短いため、よほど速い動きの被写体でない限りは、特に問題なく追従が可能になりました。

 

さらに、ファインダーを覗いたまま画像の仕上がりを確認することができます。

 

 

【4】最大約6.5コマ/秒・RAWで約50枚の連写機能

 

連写Lに設定すると、最大約6.5コマ/秒、RAWで約50枚(継続時間約8秒)のAF追従の高速連写が可能になりました。

 

また、ピント・露出・ホワイトバランスを1コマ目に固定した「連写H」の場合は、最大約10コマの高速連写も可能です。

 

 

【5】ボディー内5軸手ぶれ補正

 

「OM-D E-M5」で初搭載された「5軸手ぶれ補正」が、さらに強化され、流し撮りなどにも対応できるようになりました。

 

 

【6】防塵・防滴・-10度までの耐低温性能

 

「E-5」を超える防塵・防滴を実現しています。

 

さらに、あらゆるユニットの低温の動作をチェックしマイナス10度でも動作保障しています。

 

 

【7】Wifi機能を搭載

 

スマートフォンとの連携が可能になりました。

 

 

【8】アートフィルターに「ジオラマⅡ」を追加

 

従来のアートフィルターに加え、新アートフィルターのバリエーション「ジオラマⅡ」が追加されました。

 

カメラ正位置で撮影した際にフォーカスポイントを起点に左右が徐々にぼけていく効果を出すアートフィルターです。

 

通常のジオラマでは横位置のみの対応でしたが、上記の効果で「ジオラマⅡ」は縦位置撮影のジオラマ写真に対応しています。

 

また、被写界深度の浅いポートレート写真にも使うことができますので、ポートレイト写真を撮る方にも、あってうれしいフィルターです。

 

 

【9】HDR撮影と手持ち夜景

 

従来の機種でも「HDR撮影」はありましたが、カメラ内で自動合成することはできませんでした。

 

そのため、パソコンのソフトを使って、合成する必要があったのですが、この機種でカメラ内での「HDR」の自動合成ができるようになりました。

 

また、12EVの広レンジによるHDRブラケットに設定すれば、HDRアート用写真も簡単に撮影することが可能です。

 

さらに、8枚の写真を合成することにより、ノイズの少ない夜景写真を楽しめる「手持ち夜景」機能も搭載しています。

 

従来の機種にはなかった新機能です。

 

 

【10】フォトストーリーに「スピード」を搭載

 

従来のフォトストーリーの「スタンダード」、「ファンフレーム」に加えて、「スピード」を搭載しています。

 

パソコンでソフトを使わなくても、簡単に絵はがきのような写真を作ることができます。

 

 

【11】 104万ドットのチルト式液晶を搭載

 

上向きに80度・下向きに50度の範囲で傾けることができるチルト式液晶を搭載しています。

 

タッチパネル機能がありますので、タッチシャッターなどにも対応しています。

 

また、アイセンサーがありますので、自動でEVFとの切り替えもできます。

 

 

【12】インターバル撮影とタイムラプス動画

 

「E-P5」でもインターバル撮影やタイムラプス動画機能はありましたが、それぞれ、最大99枚、約10秒と作品を作るには、もの足りませんでした。

 

「E-M1」では、最大999枚、約100秒と、なんと一気に10倍になりました。

 

これだけあれば、作品作りには十分だと思います。

 

 

【13】フルHDの動画撮影が可能

 

1920×1080、30p(29.97fps)での動画撮影が可能です。

 

一眼レフで動画を撮影する場合、ビデオカメラと比べると手ぶれ補正の効きが弱いですが、この機種には「5軸手ぶれ補正」を使った「ムービー専用手ぶれ補正モード」を搭載していますので、歩きながらでの撮影でも手ぶれ補正の効果があります。

 

 

ひとこと

 

他にも細かい特徴はいくつかありますが、大きな特徴は上記の13点です。

 

「E-P5」や「E-M5」との比較記事は、別記事で書きますので、あとしばらくお待ち下さいね。

 

スペックだけを見ると「E-P5」と似ているような気もしますが、フラッグシップ機ですので、「画質」にはかなり差があると思います。

 

どうしても、新商品が発表されると、スペックだけに目がいってしまいがちですが、いくらスペックが良くても、撮影した写真に感動できないと、写真を撮る楽しみが半減してしまいます。

 

その点、オリンパスのフラッグシップ機の画質は「E-5」でも高い評価を受けていますので、今回もかなり画質がアップしていると思いますので楽しみですね。

 

今回の一番の目玉は「37点像面位相差AF」だと思います。

 

フォーサーズのレンズで「E-5」と同等以上のオートフォーカスになりますし、マイクロフォーサーズのレンズでも、動体への追従がかなり良くなります。

 

「E-5」では、S-AFのオートフォーカスは、かなり評価が高かったのですが、C-AF(コンティニュアスAF)は、あまり評判が良くありませんでした。

 

今回の「E-M1」で、どれだけC-AFの精度が上がったのかが楽しみですね。

 

ただ、ファインダーが「EVF」になりましたので、動体を「連続撮影」していると、必ずファインダーが真っ黒になる「ブラックアウト」が発生します。

 

連写をした場合は、いくら50枚の連続撮影ができたとしても、ファインダーが真っ黒になっていれば、撮影ができません。

 

風景写真やポートレイト写真に関しては、全く問題はありませんが、スポーツ撮影をされる方の場合は、この点が気になると思います。

 

もちろん、フラッグシップ機ですので、スポーツ撮影も考慮して、カメラを設計しているはずですので、「E-M1」が発売されたら、店頭で連写をして、ブラックアウトの状況を確かめてみようと思っています。

 

 

最後に。。。

 

カメラ比較.com では「E-PL5」を所有していますが、HDRはカメラ内で自動合成ができないため、使ったことがありません。

 

今回、「E-M1」で自動合成にやっと対応しました。

 

恐らく、多くの方が待ち望んでいた機能だと思います。

ちょっとしたことですが、うれしいですね!

 

 

 

商品情報

 

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