アップル 「iphone5」と「iphone5s」の比較
2013年9月10日、アップルは「iphone5s」を発表しました。
「iphone5」と「iphone5s」は、どこがどのように変わったのか?
早速ですが「カメラ機能」に焦点を当てて、比較をしていきますね。
「iphone5」と「iphone5S」のカメラの違い
【1】CMOSセンサーの大きさが違う!
センサーの大きさが「iphone5」と比べて、新型の「iphone5s」は約15%大きくなりました。
iphone5は「1/3.2型」でしたので、「1/3.0型」の可能性が高いです。
画素数は同じですので、アップルによると、画質は33%良くなったとのことです。
【2】レンズの明るさが違う!
「iphone5」は「F2.4」。
「iphone5s」は「F2.2」。
少し明るいレンズになりましたので、特に、薄暗い所での撮影などの時に、速いシャッター速度で撮影をすることが可能です。
【3】フラッシュが違う!
「iphone5」は、LEDフラッシュが一つです。
「iphone5s」は、「デュアルLEDフラッシュ」になり、白とアンバーの2種類のフラッシュが搭載されました。
アップルでは「True Toneフラッシュ」と呼んでいます。
この2つの色の発光量を調整して、最適な色になるようにフラッシュが発光します。
今まで、フラッシュを使うと、不自然な色になることが多かったのですが、この「デュアルLEDフラッシュ」により、不自然な色が解消される可能性が高いです。
【4】手ぶれ補正が違う!
「iphone5」に、手ぶれ補正機能はありません。
「iphone5s」では、薄暗い所で撮影をする時は、速いシャッター速度で最大4枚の写真を撮影し、それを結合して手ぶれなどを減少します。
ソニーのデジカメにある「手持ち夜景」などで使われている機能です。
ソニーの場合、本当に暗い場所では、ちょっと厳しい時もありますが、ある程度の明るさがあれば、この機能があれば、かなり手ぶれ補正を防ぐことが可能です。
【5】連写が違う!
「iphone5」では、連写をすることはできません。
「iphone5s」では、1秒間に10枚の写真を撮ることができる「バーストモード」を搭載しています。
さらに、カメラにベストな写真を選んでもらうことも可能です。
連写ができるようになったのは、速くなったCPU「A7」を搭載しているからできたのかもしれません。
「ニコン1」では、カメラがベストの1枚を選ぶ機能がありますが、アップルもかなり他社のカメラを研究しています。
【6】スローモーション機能を搭載!
「iphone5」には、スローモーション機能がありません。
「iphone5s」では、新しくスローモーション機能が搭載されました。
720pの画質で毎秒120フレームの動画撮影が可能です。
最近のコンパクトカメラでは、毎秒120フレームの動画撮影ができる機種が増えてきましたが、これがiphoneでもできるようになりました。
数年後には、光学ズームなど一部の機能を除いては、コンデジでできることは、すべてiphoneでできるようになるのではないでしょうか?
【7】新型のA7チップを搭載!
「iphone5」は「A6」チップが搭載されています。
「iphone5s」では、新型の「A7」チップが搭載されました。
アップルによると、処理速度が約2倍になったとのことです。
「iphone5s」は新型のチップを使うことで、ダイナミックレンジが広くなり、ノイズが減少しました。
フィルム時代と違って、デジタルカメラになってからは、画質は「画像エンジン」に大きく左右されます。
特に、ノイズに関しては、処理に時間をかければかけるほど、ノイズを減らすことができますので、画像処理エンジンの処理速度が重要になってきます。
【8】レンズカバーが違う!
「iphone5」には、レンズカバーがありません。
「iphone5s」には、サファイアクリスタル製レンズカバーがあります。
【9】フロントカメラが違う!
「iphone5」は、120万画素センサー。
「iphone5s」は、裏面照射型120万画素センサー。
「iphone5s」では、フロントカメラも良くなりました。
画素数は同じですが、裏面照射型になることで、高感度に強くなっています。
ひとこと
「iphone5」と「iphone5s」を比較してみましたが、たった1年間でこれだけの違いがあります。
コンデジが1年後にマイナーチェンジをしても、これだけの変化はないのではないでしょうか?
スマートフォンのカメラを頻繁に使われる方でしたら、カメラ機能のためだけに「iphone5」から「iphone5s」に乗り換えてもいいと思うくらい、良くなっていますよね。
とは言っても、「iphone5」と「iphone5s」の違いはこれだけではありません。
一番の大きな違いは「LTEのカバー率」です。
以前、AUの「iphone5」のエリアカバー率が14%なのに、「実人口カバー率96%」と発表していましたが、これは、AUの主力である「800MHz帯のLTE」に対応していなかったためです。
今回の「iphone5s」で、「800MHz帯LTE」が使えるようになったことで、来年の3月末には99%まで拡大するそうです。
そのため、大都市以外でもしっかりと繋がるようになります。
管理人は、「iphone4s」を利用していますが、LTEカバー率が低いこともあって、「iphone5」にはデザリング以外は特に魅力を感じませんでしたが、今回の「iphone5s」は、上記のカメラ機能に加えて、LTEの通信環境が整ったため、買い換えを検討中です。
ただ、下取りに出してしまうと、画質の比較ができないですよね。。。
「iphone4S」と「iphone5s」の画質の比較もしてみたいので、下取りなしで買い換えをしようかな?
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