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最速のRAW画像表示ソフト「PhotoMechanic」 レビュー

公開日: : 最終更新日:2013/10/07 写真家向けのパソコン

フィルムカメラで撮影をしていた方が、デジタルカメラで撮影するようになると、一番変化があるのは、撮影枚数ではないでしょうか?

 

管理人の場合、フィルムで撮影をしていた頃は、連写でスポーツ撮影など考えられませんでした。

 

36枚フィルムで連写すれば、一瞬でフィルム1本なくなってしまいます。

次々とフィルムを消費していかないといけません。

 

仕事で撮影する場合は別として、アマチュアだと、お金が持ちませんよね。

 

しかし、今は128GBのメディアを購入すれば、RAW+JPEGで5000枚は撮ることができます。

 

管理人は、よさこい祭りなどの撮影に行くと、1日中撮影をしていた場合、1日で1万枚程度撮影することが多いです。

 

また、ポートレイト撮影でも、1000枚程度撮ることが多くなりました。

フィルム時代のことを考えると、信じられない枚数です。

 

そして、撮影枚数が増えると、大変になってくるのが「撮影した写真の取捨選択」です。

 

JPEGの場合、Sサイズで撮影をしていれば、パソコンでも次々と表示されますが、Lサイズで撮影をした場合、次々と表示されずに、「次へ」のボタンを押しても、待たされることが多くなります。

 

RAWで撮影した画像をパソコンでチェックする場合、更に、待たされることになります。

 

1万枚をパソコンでチェックするとなれば、写真を実際に見る時間よりも、待たされている時間の方が長くなりますので、時間がふんだんにある方以外は、撮影した写真を限られた時間で全てチェックすることが困難です。

 

また、RAW+JPEGで撮影をした場合、必要がない写真は、RAWとJPEGをワンセットにして削除することで、二度手間を防ぎたいのですが、それができるソフトがかなり限られているのです。

 

ほとんどのソフトは、JPEGとRAWは別々のファイルとして扱われます。

 

そして、ワンセットにしてくれるソフトが見つかったとしても、処理速度があまりにも遅すぎましたので、写真のチェックの用途に使うソフトとしては、実用的ではありませんでした。

 

そこで、管理人の場合は、パソコンではなく、カメラにモニターを繋げて、チェックをしていました。

 

パソコンで画像をチェックするよりも、カメラで撮影した画像をチェックをした方が、画像が次々と表示されますので、何倍も早くチェックできるからです。

 

そして、カメラの場合、RAW+JPEGで撮影をした場合、セットで削除もしてくれます。

 

この方法が一番、撮影した写真のチェックが早くできるからです。

 

大量の写真を取捨選択する方法 Part.1

http://camera-hikaku.com/archives/tag/select

 

この方法を3年以上使ってきましたが、この方法で取捨選択をする場合、問題点もありました。

 

それは、一週間ほど撮影にでかけていた場合、この方法を使って旅先で写真のチェックができない場合が多いことです。

 

最近のホテルは、大型テレビがあったとしても、HDMI端子にロックがかかっていて、デジカメを繋いでも表示されないホテルが多いのです。

 

旅先に、モニターを持って行くわけにはいかないので、カメラの背面画像でピントなどをチェックしないといけませんが、枚数が多いと厳しいです。

 

旅先には必ずパソコンを持って行きますので、画像の取捨選択が素早くできるパソコンソフトをずっと探していました。

 

 

最強の画像チェックソフトとは?

 

管理人が求める画像チェックソフトは、下記の点です。

 

【1】待たされることなく、次々と写真を見ることができること。

 

JPEGの最小サイズで見る場合は、待たされないソフトがいろいろなありますが、RAW画像をサクサクと表示でき、「次へ」のボタンを次々に押しても、待たされないソフトは、ほとんどありません。

 

 

【2】RAW+JPEGをセットにできること。

 

RAW画像かJPEG画像を削除した場合、対になっている画像も削除してくれないと、後で対になっているファイルを捜して削除しないといけませんので、二度手間になります。

 

 

【3】多くのメーカーのRAW画像に対応していること。

 

カメラ比較.com では、たくさんのカメラを所有していますので、メーカー問わず、使うことができないと困ります。

 

 

【4】画像をパソコンに読み込ませなくてもいいこと。

 

メモリーカードをPCに接続すると、そのままファイルを見ることができず、一旦、パソコンに取り込まないといけない画像管理ソフトもあります。

 

枚数が少なければ、それでも問題はありませんが、5000枚を一旦読み込むとなれば、容量が大きいので現実的ではありません。

 

管理人が求めていることは、最小限の手間で、最小限の時間で画像を取捨選択することです。

 

また、管理人が現在使っているパソコンは、大容量のHDDではなく、128GBのSSDですので、データが満杯になった128GBのメモリーカードを読み込むことは不可能です。

 

有料無料を問わず、いろいろなソフトをこれまでに試してみましたが、たったこの4点を満たすソフトが、ずっと見つけられませんでした。

 

しかし、やっとこの4点を満たすソフトが見つかりましたので、ここでご紹介致しますね。

 

 

「PhotoMechanic」について

 

数ヶ月前に発売されたカメラ雑誌で、写真家の北村 智史氏が「PhotoMechanic」という名前のソフトが早いと紹介していましたので、その記事を読んだ後、すぐに、そのソフトのダウンロードをしました。

 

・Photo Mechanic

http://www.camerabits.com/

 

・ダウンロード

http://www.camerabits.com/downloads/

 

20日間、無料で試用することができます。

 

ただ、ソフトをインストールをした後に、デモコードの入力を求められるのですが、そのデモコードが分からなかったため、数ヶ月間、ほったらかしになっていたのです。

 

しかし、先日、もう一度、ホームページをチェックしてみると、デモコードの取得方法が分かりました。

 

下記からメールアドレスを登録すると、デモコードがメールで送られることが分かったのです。

 

・デモコードの取得

http://www.camerabits.com/pages/demoreg.cgi?view=DemoIndiv

 

そのコードを入力すると、やっと、ソフトを起動させることができました。

 

そして、使ってみると、管理人が求めていたソフトそのものだったのです。

 

RAW画像がストレスなく、次々と表示されます。

ボタンを次々押しても、待たされることはありません。

最小の時間で画像の取捨選択ができます。

 

また、JPEGとRAW画像をセットにすることができますので、必要がない写真を最低限の手間で、画像の取捨選択ができます。

 

もちろん、ファイルをパソコンに読み込まなくても、メモリーカードに入っている画像をそのまま表示させることができます。

 

さらに、5段階のレーティングや、10種類のカラー別けにも対応しています。

 

そのため、画像チェックの時に、レーティングだけをして、最後にまとめて必要がない写真を消すことも可能です。

 

まさに、大量の画像を取捨選択するには、ぴったりのソフトだったのです。

 

ただ、使っていると、注意しないといけない点も見つかりましたので、ここに書いておきますね。

 

 

パソコンについて

 

パソコンは、ウィンドウズでもマックでも対応しています。

 

ただ、古いOSの場合は、最新バージョンに対応していないので、ダウンロードの時に、自分にあったバージョンをダウンロードしないといけません。

 

あと、管理人のパソコン(2年前に購入したThinkPad X1)ではサクサク動きますが、スペックがあまり高くないパソコンの場合は、画像が表示されるまで、少し待たされるかもしれません。

 

 

メモリーカードについて

 

管理人がいろいろと試してみたところ、「読みこみ速度」があまり早くないメモリーカードを使うと、画像表示に少し時間がかかることがありました。

 

「書き込み速度」があまり速くないメモリーカードを使うと、レーティングは、一瞬、待たされますので、レーティングをする場合は「書き込み速度」も重要です。

 

これは、メモリーカードの転送速度の問題ですので、ソフトの問題ではありません。

 

一番早い「サンディスクのエクストリーム」を使えば、本当にサクサク画像が表示され、レーティング作業も快適にできます。

 

あと、カードリーダーは、USB3.0対応のものを使い、パソコンのUSB3.0に対応している端子で接続することも大切だと思います。

 

データを読み込むスピードが速くなければ、ソフトの性能が発揮できませんので。。。

 

 

対応しているカメラについて

 

対応しているカメラは、ニコン、キャノン、富士フィルム、オリンパス、エプソンに加え、AdobeのDNG形式です。

 

管理人はペンタックスの「K-5」を良く使っていますが、ペンタックスの「PEF形式」に対応していないのが玉に瑕です。

 

「PEF」で撮影をした場合、AdobeのDNG形式に変換しないといけません。

 

ただ、最近発売されたペンタックスのカメラは、PEF形式で記録ができず、「DNG形式」のみのカメラが多くなってきていますので、今後のことを考えるとペンタックスのカメラを使っておられる方は「DNG形式」で記録した方がいいかもしれません。

 

管理人が現像ソフトに「SILKYPIX」を使っている理由の一つは、「PEF形式」に対応しているからですが、「PEF形式」にこだわると、選択肢が狭くなってしまいますので。。。

 

※現像ソフトの多くは、PEF形式に対応していません。

 

 

縦写真について

 

縦で撮影をした写真は、自動的に「縦」になってしまいます。

 

画面が横長のパソコン(16:9)で「縦」で表示すると、横で表示される場合と比べて、画像の大きさは、3分の1程度になってしまうのではないでしょうか?

 

そのため、縦の構図で撮影した写真を、回転させずに、横で表示させる方法を探してみたのですが、いくら捜しても見つかりませんでした。

 

縦写真がずっと続く場合などは、パソコンをスマホやタブレットのように置いて、画面を縦にして、大きな画像でチェックをしたかったのですが、それはできないみたいです。

 

こちらも、ちょっと残念な点です。。。

 

 

ひとこと

 

写真の枚数が多い方やRAWで撮影されている方には、本当にお勧めのソフトです。

 

また、1回1回の撮影枚数は少なかったとしても、今までに撮影した写真の枚数がかなり多い場合、写真を整理する時にも、かなり役立つと思います。

 

ただ、日本語化されていないのがちょっと残念です。

 

日本で普及していないのは、日本語化されていないからだと思いますので、その点も惜しい所です。

 

とは言え、写真ソフトで使う英語は決まっていますので、英語が苦手な方でも、特に問題なく使うことができると思います。

 

このソフトを紹介された北村 智史氏も、英語が苦手と言いながらも使っておられますので。。。

 

RAW画像を「爆速」と言えるスピードでチェックができるのは、このソフト以外にはありませんので、プロの写真家や大量に写真を撮る方には、しっかりと宣伝すれば、売れると思いますので、その点が残念です。

 

あとは、価格だけですね。

 

150ドルですので、日本円で1万5千円前後になります。

 

プロが使うソフトとしては、安いと思いますが、アマチュアの方にとっては、少し高いと感じると思います。

 

ただ、このソフトを試用してみると分かりますが、ストレスなく画像が表示されますので、どれだけ時間の節約ができるかを考えると、1万5千円の価値はあると思います。

 

もし、サクサク表示されない場合は、パソコンやメモリーカード、カードリーダーの問題ですので、その場合は、カメラで取捨選択をした方がいいかもしれません。

 

カメラで取捨選択をする時は「大量の写真を取捨選択する方法」の記事を良かったら、参考にしてみてくださいね。

http://camera-hikaku.com/archives/tag/select

 

 

商品情報

 

・Photo Mechanic

http://www.camerabits.com/

 

・ダウンロード(対応OSに気をつけてください。)

http://www.camerabits.com/downloads/

 

・デモコードの取得(メールアドレスを登録しないと起動できません。)

http://www.camerabits.com/pages/demoreg.cgi?view=DemoIndiv

 

・北村 智史氏のレビュー(バージョンが「4」のレビューです。)

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/08/30/2159.html

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