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PENTAX「K-3」とキャノン「EOS 70D」の比較

リコーイメージングは、ペンタックスの一眼レフカメラ、Kシリーズのフラッグシップモデル「K-3」を2013年10月8日に発表しました。

 

発売日は、11月上旬の予定です。

amazon では、134,820円で予約受付を開始しています。

 

 

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3

 

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532

 

 

今回は、ニコンのAPS-Cモデルのフラッグシップモデルである「D7100」と比較をしてみます。

 

amazon では、ボディーのみで、98,371円で販売されています。

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D

 

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D

 

早速ですが、比較をしていきますね。

 

 

 

機能面での違い

 

 

【1】有効画素数が違う!

 

K-3 ・・・約2400万画素

EOS 70D ・・・約2020万画素

 

「K-3」の方が約2割、画素数が多いです。

 

 

 

【2】オートフォーカスのポイント数が違う!

 

K-3 ・・・27点(中央 25点がクロスセンサー)

EOS 70D ・・・19点(全てクロスセンサー)

 

「K-3」は、中央とその上下は「F2.8」の光束に対応しています。

「EOS 70D」は、中央のみ「F2.8」の光束に対応しています。

 

 

 

【3】暗所でのAFが違う!

 

K-3 ・・・EV-3~18

EOS 70D ・・・EVー0.5~18

 

夜など、暗闇で撮影をする場合、「K-3」では、ほぼ暗闇の中でもオートフォーカスを合わせることができます。

 

「EOS 70D」は、ほぼ暗闇の中ではオートフォーカスのピントを合わせることはできません。

 

 

 

【4】ローパスフィルターが違う!

 

K-3 ・・・ローパスフィルターのオン、オフが切り替えできる。

EOS 70D ・・・ローパスフィルターあり

 

K-30には、ローパスなしのモデルはありません。

 

しかし、「K-3」では、ローパスフィルターのオン、オフを設定で切り替えることができます。さらに、強弱の選択も可能です。

 

仕組みは、露光中にイメージセンサーユニットをサブピクセル単位で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を出します。

 

 

 

【5】 評価測光の露出制御が違う!

 

K-3 ・・・8.6万画素RGBセンサーによるTTL開放測光

EOS 70D ・・・63分割RGBセンサーによるTTL開放測光

 

「K-3」では、8.6万画素のRGBセンサーによる測光ですので、露出の正確さは、スペック上では、圧倒的に「K-3」の方が上回りました。

 

ただ、スペック上では同じの「EOS 7D」の評価測光は、かなり正確ですので、実用上、どれくらいの差がでるかは、実際に使ってみないと分かりません。

 

 

 

【6】露出範囲が違う!

 

K-3 ・・・EV-3~20

EOS 70D ・・・EV1~20

 

暗い所での撮影では、「K-3」の方が強いです。

 

オートフォーカスの輝度範囲も「ー3」に対応していますので、「K-3」は暗いところでの撮影は、現在、敵なしかもしれません。

 

 

 

【7】感度設定が違う!

 

K-3 ・・・ISO100~51200

EOS 70D ・・・ISO100~6400

 

「K-3」の方がスペック上では、3段分、高感度に強いです。

 

ただ、常用感度に対しての考え方は、メーカーによって変わりますので、実質は2段分程度の可能性もあります。

 

 

 

【8】連写速度が違う!

 

K-3 ・・・最高約8.3コマ/秒

EOS 70D ・・・最高約7コマ/秒

 

約7コマと約8.3コマでは、連写速度が少し違います。

 

カメラからの距離が変わらない被写体に対しての連写の場合は「K-3」の方がいいと思います。

 

ただ、前後に動く被写体を追従した連続撮影の場合は、ピントの的中率などを考えると動体に強い「EOS 70D」の方が実用的かもしれません。

 

 

 

【9】連続撮影枚数が違う!

 

K-3 ・・・60コマ(JPEG L)、23コマ(RAW)

EOS 70D ・・・65コマ(JPEG L)、16コマ(RAW)

 

RAWで撮影する場合は「K-3」の方が連続撮影枚数が多いです。

ただ、「K-3」の方が画素数が多いため、ファイルの容量が大きいはずです。

 

上記の数字を見ると「K-3」は、EOS 70Dと比較すると、約2倍程度、大きなバッファを備えている可能性が高いです。

 

そのため、一度、バッファが満杯になってしまうと、開放されるまでの待ち時間が長いかもしれません。

 

 

 

【10】ライブビューのAFが違う!

 

K-3 ・・・コントラストAF

EOS 70D ・・・コントラストAFと像面位相差AF

 

EOS 70D が大きく宣伝をしていたのは「デュアルピクセルAF」です。

像面位相差AFを使うことで、AFが以前と比べるとかなり速くなりました。

 

技術的には、画期的な方法ですので、今後の「EOS M」には、是非取り入れて欲しいAFです。

 

ただ、キャノンの場合は、今までの機種がかなり遅かったため、速く感じると思うのですが、「K-5」はコントラストAFであるにも関わらず、AFはかなり速いです。

 

ライブビューでは速く動く被写体の撮影には向いていないため、実用上では、大きな差はないかもしれません。

 

 

 

クリエイティブ機能や動画性能の違い

 

【1】HDR撮影が違う!

 

K-3 ・・・JPEGとRAWの両方に対応

EOS 70D ・・・JPEGのみ

 

両騎手とも3ショットで自動位置調整に対応していますが「K-3」はRAWでも保存をすることができます。

 

パソコンで画像編集をされない方の場合は「EOS 70D」でも十分ですが、後で調整する場合は、3枚分のRAW画像を保存してくれるPENTAXの方が高画質の作品ができます。

 

ちなみに、EOS 70D で「RAW」に設定をしている時に「HDR」撮影をすると、JPEG画像のみが保存されます。

 

 

 

【2】インターバル動画の対応が違う!

 

K-3 ・・・4Kサイズのインターバル動画まで対応

EOS 70D ・・・インターバル動画は非対応

 

「K-3」では、インターバル動画に対応しています。

しかも、4Kサイズまで対応している上、HDRのインターバル動画も可能です。

 

「EOS 70D」は、インターバル動画だけではなく、インターバル撮影も対応していません。

 

 

 

ボディの仕様面の違い

 

 

【1】背面モニターが違う!

 

K-3 ・・・3.2型(約103万ドット)

EOS 70D ・・・3.0型(約104万ドット、バリアングル・タッチパネル)

 

アスペクト比は両機種とも「3:2」ですが、画面の大きさは「K-3」の方が少し大きいです。

 

しかし、一番の違いは「EOS 70D」が「バリアングル液晶」と「タッチパネル」を採用していることです。

 

ライブビューを使った撮影をする場合は「EOS 70D」の方がかなり楽に撮影をすることができます。

 

また、タッチパネルを使用した「タッチシャッター」機能もあります。

 

ただ、「K-3」でも、オプションのwifiカードを購入すれば、スマートフォンにライブビュー画像を写し出したり、タッチシャッターを使う ことが可能です。

 

 

 

【2】SDカードのスロット数が違う!

 

K-3 ・・・デュアルスロット

EOS 70D ・・・シングルスロット

 

「K-3」は「デュアルスロット」ですので、撮影画像を2枚に記録したり、RAWとJPEGでカードを別けたり、1枚目が終わったら、2枚目に記録する「順次記録」をすることが可能です。

 

 

 

【3】SDHCカードの記録速度が違う!

 

K-3 ・・・SDXCカードのUHS-Ⅰに対応

EOS 70D ・・・SDHC、SDXCカードのUHS-Ⅰに対応

 

「SDXCカード」の記録速度は、両機種とも同じですが、「SDHCカード」を使う場合は、「EOS 70D」の方が記録スピードが速いです。

 

32GB以下の「SDHCカード」をたくさんお持ちの方は、注意して下さいね。

 

ただ、もしかして、ファームウェアで「SDHCカード」でも「UHS-Ⅰ」に対応する可能性もあります。ハード的には問題ないはずですので。。。

 

 

 

【4】耐寒性能が違う!

 

K-3 ・・・防塵防滴、ー10度までの耐寒動作保証

EOS 70D ・・・防塵防滴

 

両機種とも防塵防滴に対応していますが、耐寒性能保証をしているのは「K-3」だけです。

 

寒い場所での撮影がある場合、「K-3」の方が安心です。

 

 

 

【5】wifi対応が違う!

 

K-3 ・・・オプションの「FLUCARD FOR PENTAX 16GB O-FC1」で対応

EOS 70D ・・・本体に内蔵

 

「K-3」の場合、wifi 対応する場合、下記のカードを購入する必要があります。

PENTAX フルカード 16GB O-FC1

 

ただ、このwifiカードを購入することで、スマートフォンの画面にライブビュー映像を映し出すこともできますので、バリアングルモニターの代わりにすることもできます。

 

 

 

【6】大きさと重さが違う!

 

K-3 ・・・131.5(幅)×100(高)×77.5(奥行)mm(約800g)

EOS 70D ・・・148.2(幅)×110.7(高)×73.5(奥行)mm(約910g)

 

「K-3」の方が小さくて軽いです。

 

 

 

ひとこと

 

カメラ比較.com では、一世代前のよく似たカメラの「EOS 7D」と「K-5」を所有しています。

 

動く被写体は「EOS 7D」。

風景やスナップ写真、ポートレイト写真は「K-5」。

 

このように使い分けをしています。

 

もし、カメラ比較.com が、今回比較した両方の機種を購入して、使い分けをするとなれば、今までと同じように、メーカーで別けて、動く被写体は「EOS 70D」、その他は「K-3」という使い分けになるかな?

 

と思います。

 

「K-3」を購入した場合は、夜の撮影は無敵ですので、夜に町歩きなどをする時は、常に「K-3」を持ち運びそうです。

 

あと、夜のお祭りなどにも「K-3」は大活躍しそうですね。

 

動く被写体に関しては「K-3」はかなり良くなっているとは思うのですが、オートフォーカスはボディーだけではなく、レンズ性能にかなり左右されてしまいます。

 

超音波モーターのレンズを使った場合、キャノンの「USM」は一瞬でピントが合いますが、ペンタックスの超音波モーター「SDM」のAFは遅いです。

 

また、被写体の追従もキャノンの方が優れています。

 

そのため、やはり、「K-3」を購入したとしても、特に、前後に速く動く被写体に関しては、「K-3」は使わないと思います。

 

ただ、それ以外は小さくて軽いですので、普段の撮影では「K-3」をいつも持ち運ぶかな?

 

ちなみに、「EOS 7D」は全点クロスセンサーですし、超音波モーターのレンズを使えば、オートフォーカスも速いので、動く被写体は「EOS 7D」でかなりの枚数を撮影しました。

 

「EOS 70D」の場合、RAWで撮影をすると、連続撮影枚数がかなり落ちてしまいますが、サイズを落として「M-RAW」で撮影をすれば、連続撮影枚数がかなり伸びます。

 

「M-RAW」でも約1000万画素ありますので、一世代前のニコンのフラッグシップモデルである「D3S」と大きく画素数は変わりません。

 

そのことを考えると、「EOS 70D」で撮影をする場合は「M-RAW」で撮影をするのがいいかもしれませんね。

 

注意点は、書き込み速度が速い「SDHCカード」や「SDXCカード」を使うことです。

 

書き込み速度が遅いと、バッファが一杯になった時に、次の撮影がなかなかできませんので。。。

 

 

 

商品情報

 

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D

PENTAX フルカード 16GB O-FC1

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